シート防水と散布型防水の使い分けとは?
コラム
フジミクレではシートを使った防水工事と、ウレタン防水やFRP防水などの散布型の防水施工を行っています。
使い分けとして床面に対しては、シート防水が可能です。(散布型も可能)
一方、壁面に対しては散布型防水が基本となります。
壁面はどうしてもシートを貼っても剥がれやすいですし、また凹凸などがあって、きれいに貼れないケースがあります。
床面ならそういったリスクもないので、シートを使った防水工事が可能です。
シートン防水はゴム製と塩ビ製の2種類があります。
ゴム製は密着性が高まるので、滑りにくい地面にしたいときに向いています。
一方塩ビ製は表面がツルンとした仕上がりになるので、屋上に施工したり、何かイベント会場で利用する場所などにご利用いただけます。
イメージとしては学校の体育館の床面にあるようなものがゴム製のシート防水で、屋上にある施工が塩ビシートと考えれば分かりやすいでしょう。
フジミクレでは環境に応じてどちらが良いかご提案しています。
もちろんお客様のご要望に沿って施工する事も可能です。
弊社では、いきなり防水工事を施すのではなく、まずは勾配チェックなども行っています。
勾配の角度によっては水たまりが溜まってしまったり、安定感がなくなりますのでモルタルを使用して、不陸調整を行っています。